食は「人を良くする。」と書きますが
情報はあっても、
生活に取り入れてる方に個人差があります。
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その1つの理由として、
「お店で販売しているのだから
問題ないでしょ?」という意見を
耳にします。
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神経質になり過ぎてストレスになっては
本末転倒ですが、情報を知っていることは
あなたにとって無駄にはなりません。
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あなたの生活にどう取り入れるか?
この機会に考えてみてはいかがでしょうか。
是非、参考にして頂けると幸いです。
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前置きが長くなりましたm(_ _)m
「妊活」という言葉もあるくらいですが
葉酸(ようさん)・鉄について
お話をしたいと思います。
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まず、「葉酸」について、
水溶性ビタミンB群の一種で、
DNAを含む核酸の合成や細胞分裂を
促したり、造血作用もある
重要な栄養素です。
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特に妊娠中は胎児の成長のために
必須と言われていますが、
たくさん摂れば摂るほど良いのでしょうか。
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期待される新たな効果
最近の研究で、葉酸は細胞の中で
動脈硬化の危険因子である
「ホモシステイン」と呼ばれる
アミノ酸を、血液中のコレステロール値を
下げることで知られる「メチオニン」と
呼ばれるアミノ酸に変換する
反応を助ける働きもあることが
明らかになりました。
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「ホモシステイン」は、
新たな動脈硬化性疾患の危険因子として
注目されている物質。
葉酸やビタミンB12、ビタミンB6は
ホモシステインの産生を抑制することが
わかっています。
最新の研究では、これらのビタミン摂取による
血中ホモシステイン値の低下が、
虚血性心疾患の予防につながると大きな期待が持たれています。
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葉酸不足が赤ちゃんに与える影響
胎児の細胞分裂がさかんな
妊娠初期(4週~12週)においては、
先天性の疾患をまねく危険があります。
特に、「二分脊椎症」などの
神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなると
言われています。
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また、授乳期においては赤ちゃんの発育に
遅れをおよぼすことが指摘されています。
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現在、葉酸の過剰摂取による疾患は
認められていません。
例え、必要摂取量を多少オーバー
してしまっても、
葉酸は、水溶性ビタミンなので、
過剰分は尿の中に排出されてしまいます。
敏感にならず、積極的に摂取することが
大切です。
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赤血球の生産を助ける葉酸の不足は、
生活習慣病などの心血管系疾患や、
悪性の貧血(巨赤芽球性貧血)を
引き起こす原因のひとつとされています。
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また、細胞の産生を助けるその働きから、
細胞分裂の盛んな箇所で
欠乏症状が現れやすいことが知られています。
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代表として、
免疫機能減衰、消化管機能異常などが
あげられます。
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このほか、お酒を大量に飲む人、
アスピリンや避妊薬のピルを飲んでいる人も
欠乏しやすくなるので、
十分な摂取を心がけましょう。
お母さんや赤ちゃんだけでなく、
葉酸は、人の体にとって
必要な栄養素なのです。
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葉酸が多く含まれる食事
ほうれん草やブロッコリーなどの
緑黄色野菜に多く含まれています。
その他にも、レバーや豆類など、
日常、口にするものから摂ることができます。
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しかし、水・熱・光に弱いため、
調理で栄養を損失してしまうことが多く、
普段からこれらの食材を食べていても
不足がちになってしまいます。
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妊娠を計画している女性に望ましい量は
1日400μg、妊婦への推奨量は440μg。
葉酸400μgを摂るには、
ほうれん草なら約200g、
1把分に相当します。
決して少ない量ではありませんが、
食材や献立、調理法を工夫し、
葉酸たっぷりの食事を目指しましょう。
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……… 参 考 ………………………………
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